朧村正のお話。
とりあえず百姫と鬼助、両方の1つ目のエンディングを見ました。
今までヴァニラウェアというと
西洋の神話あたりをベースとしたゲームが多かったんですが
今回は完全和風なんですよね。
その点ちょっと心配だったところなんですが
フタを開けてみると
背景、音楽、台詞、道具から何から何まで
とことん「和」を追求したものになっていました。
で、このゲームでイチオシなのがなんといっても食べ物。
道中の所々に飯屋があって
そこで食事ができるわけなんですが
ちゃんと一品一品に食事のアニメーションがあるんですね。
これがまたすごく美味しそうなんですよ。
腹減ってる時に見るとたまらない。
オーディンスフィアの時からそうだったんですが
この食事に対するこだわりはすごい。
この前、世界観を表現する上での食事の重要性について
いろいろ書きましたけど
朧村正においてもその効果は確かに感じることができますね。
個人的には和の雰囲気が最高だったので
もうそれだけでいいゲームだったと言いたくなるところなんですが
ちゃんと悪かった点も書いておかなければなりません。
一番悪かったのは全体的に単調なところ。
同じような背景の場所を同じような敵を倒しながら延々進むのは
ちょっと退屈なところがありました。
それとゲームバランスな問題。
普通の雑魚戦でも下手な動きをすれば簡単に死にます。
そのせいか
死んだ時のリスクがほとんどありません。
HPギリギリの状態で戦闘終了したとき
鍋料理で回復しなくても
次の戦闘で負ければHP全回復できるっていうのは
さすがにちょっとズレてる気がします。
せっかく手の込んだ料理システムがあるのにすごくもったいない。
京と江戸の間を旅する話なんだから
もっと旅してる感じを出せたら良かったのにと思います。
例えば時間経過で昼と夜が切り替わる仕様にして
夜は敵が強くなるようにする。
そうすると夜は動かない方が得策だから
どこかで朝まで休むことになる。
そこで鍋料理。
鍋料理を作ればそこで一泊することができHPも回復。
そうすれば
すごく旅してる気分になるし道中にメリハリも出ますよね。
町にいる間に次行くところの地図を買って計画を立て
目的地に辿り着けるように食事の材料を買い込んで出発する。
なんて想像するだけで楽しくなります。
と、妄想を垂れ流しましたが
せっかくのいい雰囲気のゲームなので
そういうシステムの気配りも欲しかったところですね。
話をまとめますと
良くも悪くもヴァニラウェアなので
2Dグラフィック最高!って人にはたまらない作品ですが
誰でも楽しめる神ゲーとはとても言えたものじゃありません。
今までのヴァニラウェアの作品が好きな人
綺麗な2Dグラフィックが大好きな人
刀とか妖怪とか聞くだけでワクワクする人
(みゆきちの声が聞きたいという人)
あたりには勧められるものかと思います。
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